賛同者紹介

寺谷 弘壬
Message
幼稚園児の時、焼夷弾の雨から逃げることが戦争だと思っていました。
故郷である神戸への連続空爆で、園児130人のうち生き残ったのは私を含めてわずか7名でした。
敗戦下の貧しい時期に大きくなり、やがて平和学(国際社会学)を勉強し、日本の大学で30年以上にわたって教え、アメリカやロシアや韓国の子供達への講演の機会も沢山持ちました。
残念ながら、今でも一日たりとも戦争のない日はなく、だからこそ日本から平和の構築を強く求めなければならないのです。そのためにはあらゆる努力を惜しみません。これもその一環です。

寺谷 弘壬(てらたに ひろみ)

1937年生まれ。フルブライト全額支給生として米プリンストン大学大学院の社会学部博士課程に学ぶ。
その後、米国コロンビア大学客員研究員、ネブラスカ大学客員教授を経て、青山学院大学教授を歴任。また、労働省、外務省、総理府の各委員も務める。
現在、青山学院大学名誉教授、国際比較研究所所長、株式会社D3C会長、東京都認定NPO「JATEC」(日本の伝統文化、環境文化を世界へ発信する会)理事長、姫路観光大使などを務める傍ら、テレビ・ラジオ・新聞などでも活躍。 著書・訳書は100冊以上に渡る。