活動レポート

活動報告No3
日時:
5月某日
場所:
TPSコアメンバー(ヨナタン)自宅
参加者:
TPSメンバー7名 、メンバーの保護者およびTPS支援者
件名:
音楽活動/平和の歌について

平和の歌について TPSメンバーの中には、身内にミュージシャンがいたり、担任がロックミュージシャンも兼ねていたり、普段の生活で様々なジャンルの音楽に触れていたりと、音楽に興味関心の強いメンバーが沢山います。
中でもコアメンバーのヨナタンは、これまでに80曲近くの詞を書いています。
その詩の中には、平和、愛、人とのふれあい、家族そして地球への想いといった、TPSの活動目的と重なるものが多くありました。
「この詩には私も共感できる!」「この詩は高校生にしてはちょっと大人っぽすぎない?」等、皆でヨナタンの詩への感想を言い合うなか、 「皆で選んだヨナタンの詩にメロディをつけて、『TPSの平和の歌』として歌えないかな?」というメンバーのひと声で、その場は大いに盛り上がりました。
最終的に皆で選んだ曲のタイトルは「Be Alright」。
愛する人への歌、子から母への歌、自然が人間に優しく語りかける歌、支援を必要とする異国の子供達への歌・・・受け取った人がきっと様々な想いを抱くであろう、そんな暖かい詩です。
詩が決まったら、次はメロディです。
「ハイチ地震の被災者支援のチャリティーソング『We Are The World 25 For Haiti』はカッコ良かった、TPS版『We Are The World』みたいにしたい!」
「どんどん曲を増やし、将来的には平和音楽祭もやってみたい。」
「The Beatlesの『All You Need Is Love』も、東日本大震災の復興支援チャリティーソングにちなんだ、他にはどんなチャリティーソングがあるんだろう・・・」と、 時間を忘れ、夜通し皆で世界中の音楽を100曲以上聴きました。

世界中の音楽を100曲以上聴きました ゆくゆくはTPSメンバーで作曲もしたいけれど、作曲技術のレベルを考えると、最初はやはりプロに頼んでもらいたい、賛同して曲を提供してくれるアーティストを探そう!という事になりました。
日本でのこれまでのチャリティーソングを調べ、チャリティ活動・ボランティア活動に積極的なアーティストを皆でリストアップしました。
ここまでの皆の様子を見ていたヨナタンの母親が、私たちTeenagerの発想や情熱に深く共感を示してくれて、「過去にメディアを使ったイベント企画の経験もあるので協力してくれるアーティストを探す手伝いをする」と約束してくれました。
他にも、親がメディア関係の仕事をしているメンバーがおり、「自分も親を説得して協力してもらえるよう掛け合ってみる」と、意気込んでいます。

私たちのアイデア、情熱、平和への想いから生まれた、「TPSの平和の歌」。
これが日本中そして世界中の皆の賛同や共感を得て、収益にもつながり、それを平和の為の支援として再分配できるようになるまでには、まだまだ長い道のりがあります。
けれども、私たちは、自分たちの大好きな「音楽」を通してTPSの活動ができることに、喜びを感じずにはいられません。
このアイデアがどんな花を咲かせ、実を結ぶか…。
今後の展開については、順次活動報告としてアップして参ります。

【決定事項】
・TPSの「平和の歌」を作る
・楽曲を通して得られる収益は、平和の為の寄付や支援活動等に再分配する
【今後の課題】
・「平和の歌」完成および普及のための、賛同の輪を広げる具体的・現実的なアイデアを皆で考える
・収益再分配の具体的方法を考える
【感想など】
皆、音楽活動に対しての夢やアイデアは豊富だけれど、それをどう現実化していったら良いかという事に対してはまだ母親たち賛同者の手を借りなければ難しい