活動レポート

活動報告No10
日時:
2016年4月29日・5月1日
場所:
宮城県登米市迫町佐沼字中江 フレッシュミート佐利 特設会場
参加者:
登米市・南三陸町有志の皆さま、南三陸町戸倉漁師の皆さま、げんきハウス、(社)PSJ TERACO事業部3名、TERACO学生と保護者
件名:
熊本震災支援【たすけあいプロジェクト『Hot & Heart』】第一弾に参加
平成28年4月の熊本県を震源とする地震により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 また、一日も早い復旧を果たされることをお祈りすると同時に、被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。
この度、PSJは2016年4月29日・5月1日に宮城県登米市にて行われた支援活動【たすけあいプロジェクト『Hot & Heart』】に参加いたしました。

【たすけあいプロジェクト『Hot & Heart』発足の経緯】
東日本大震災で甚大な被害を受けてから5年。南三陸町が震災前の日常を取り戻すには、まだ道のりが長い現状の中、熊本県を震源とする大地震が起こりました。
報道を見た、TERACOに来ていた学生から、熊本に支援したい!という声が上がりました。
しかし、「ボランティアは学校や部活で行けず、支援物資も今は邪魔になってしまう。募金するにも自分で働いて得たお金ではない・・・」。学生という立場でも、何かできる事はないかと考えました。この声に賛同した登米市・南三陸町有志の皆さま、南三陸町戸倉漁師の皆さま他、沢山の協力を得て、地元で海産物を販売し、その収益金を熊本に届ける『Hot & Heart』が始動しました。
南三陸町では、東日本大震災での経験から、被災者の皆さんの気持ちに共感し、寄り添い、共に再生への道を歩むことへの大切さを身に染みて感じてきました。震災前に比べ、未だに漁獲量が戻っていない水産業。だからこそ、「南三陸町も熊本の皆さんと一緒に頑張りたい!」という気持ちが込められています。  

たすけあいプロジェクト

【活動内容・感想】
2016年5月1日の販売会ボランティアでは、朝採れたばかりのホタテやカキなどが並び、沢山の方に足を運んでいただいたお陰で、午前中にはほぼ完売しました。
地元の方々、また、賛同者である地元のラジオ局(H@!FM様)の放送やFacebookでの告知をきっかけに来られた方など、沢山の方々から温かい気持ちやお声を受け取りました。
今回、ボランティアを通じて印象に残ったのは、南三陸町のあるお母さんの言葉です。
「可哀想だから行こう」ではなく、「素敵な町だから、また来よう」。
同情ではなく、誇れる町にしていく事が大切なのだという言葉が胸に強く響きました。
確かに、南三陸町は大きな震災に見舞われました。しかし、皆、前を向いています。
私たちも頑張るから一緒に頑張ろう、そんな気持ちで助け合っていく。
今は小さな輪かもしれませんが、いずれ大きな輪に繋がることを信じ、南三陸町・熊本と共に一緒に再生への道を歩めればという願いを込めて、PSJは今後もこの活動を継続してゆく所存です。

活動内容・感想
【一般社団法人PSJからのご報告】
協賛企業様からの寄付商品(ミネラルウォーター)を 『Hot & Heart』第一弾へ寄付致しました。
下記、寄付実施の報告をさせていただきます。
4月29日・ 5月1日の開催日・・・8ケース(192本)
皆様からの温かいご支援とご協力に厚く御礼申し上げます。
【たすけあいプロジェクト『Hot & Heart』の今後の予定】
『Hot & Heart』は、東日本大震災での教訓を活かし、支援する側も支援される側も「お互いに顔の見える支援」を目指しています。収益金は全額、主催者の縁により、熊本城近くのコールセンターに勤めるお母さん達へ届けられます。
本活動は今後も継続して行われる予定で、日程などの詳細はブログ等でお知らせしています。